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ONE PATTERN(ワン・パターン)は、日本の音楽グループであるP-MODELの7枚目のスタジオ・アルバム。 1986年6月25日にアルファレコードより発売された。 1994年12月21日にCDとして発売され、2007年7月25日にソニー・ミュージックエンタテインメントよりデジタルリマスタリングされ、 紙ジャケット仕様で発売された。2012年4月には限定店舗(タワーレコード、ディスクユニオン、ショップメカノ等)でのみ再発売された。 == 概要 == 横川理彦、三浦俊一が脱退し、高橋芳一、中野照夫の加入後にリリースされた、活動「凍結」前のP-MODELにおける最後のアルバムである。 本来ならば次作「モンスター」が1987年頃発売される予定であったが、レコード会社との交渉が難航。その後、荒木と高橋が脱退し、田井中とことぶきが加入するが、レコーディングは進まずにお蔵入りとなる。収録曲の一部は平沢ソロアルバム「時空の水」と太陽系亞種音に収録されている。 この時期のP-MODELには新たな試みが導入された。平沢進がMIDIギターを使用し、打ち込みのドラムやサンプラー、カセット・デッキによるコーラスを担当する高橋はキーボード演奏にとどまらない役割として「Systems」というクレジット名で登録された。これは、機械類を得意としていた反面、ベース経験こそあるもののキーボードでのステージ経験が皆無な高橋への配慮のためでもあった。この時期について高橋は後にキーボード・マガジン内で「演奏的には、混沌たるデジアナ世界黎明期、人力・機械式・アナログ・デジタル何でもござれ時代」と回顧している。 MIDIギターはまだ黎明期ということもあり、ライブでは不調になる時があった。また購入したのではなくモニターとして借りただけであり、少なくともP-MODEL凍結までは使用していたがその後返却してしまった。 「OH MAMA!」「Zebra」「おやすみDOG」の3曲は、平沢ソロライブやその後の解凍期、改訂期でもアレンジを変えながら歌われていた。2010年以降は突弦変異でリメイクされた「Another Day」が歌われている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ONE PATTERN」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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